呂布が三国志で最強なのですか?
武力だけで言えば恐らくは最強でしょうな。
武勇を誇る劉・関・張三兄弟と打ち合っても互角(っていうのは演義でしたっけ?)、という人物は、恐らく呂布しかいないでしょう。
あえて匹敵する人物を挙げるなら、三国末期の呉の武将・文鴦が挙げられますが、これは時代がかなり違うので比べようがありませんね。
いずれにせよ、「最強」をどう捉えるかがポイントだと思います。
これは自分の偏見ですが、武力だけならば上に書いたとおり呂布、知勇兼備ならば関羽や張飛あたり、知力だけならば周瑜・司馬懿辺りが挙げられるのでは、と思います。
もう少し知性があれば、そうだったかも知れませんね。武の才にかけてはピカイチの人ですから。ただ「武将」として彼の評価が低いのは、この知性が欠けていたからでしょう。見方を変えれば、駆け引きできない率直なヤツとも言えるでしょうが、それでは生き残れないのが戦国の宿命。最後は部下にも裏切られて…彼に最後まで付き従い、曹操より呂布を選んだ陳宮は彼の中に何を見ていたのでしょう?
キラ星のごとき多くの武将、群雄割拠する中、彼の名がこれだけ広く知られているのは、彼も間違いなくカリスマの一人だったのでしょうね。
一対一の叩きあいに強い、というのが「最強」という解釈ならそれでもいいと思います。
格闘技やスポーツ経験からして殴り合いなら私の会社(社員は50人くらいですが)で私が多分最強ですが、実際には会社最強ではなくてふけば飛ぶような存在ですから。
誰が最強かを決める物語ではないので、
読んだ人の解釈次第です。
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