「レッドクリフ」を見てつまんないと思いました。
三国志好きな人が見て「レッドクリフ」をどう感じましたか?
僕は何か「つまんない」って感じました。
僕は「人形劇・三国志」からのファンなのですが「レッドクリフ」はありえないようなお話ばかりです。
・趙雲が命を助けられたからとはいえ君主の劉備を差し置いて周瑜を慕い過ぎる部分。
・連環の計を仕掛ける為に重要な人物である龐統が出てこない。また苦肉の策もない
・小喬が単身曹操の元に出向いていく部分。
・赤壁での孔明の見せ場の1つでもある風向きを変える為の「祈祷」シーンが無かった所。
・孫権が赤壁の戦いで自ら出陣し最前線で戦っていたけど君主がそんな事します?
・赤壁で曹操、劉備、孫権らが一同に顔を合わるなんてありえない。
・大敗した曹操を待ち受け義理人情に厚い関羽の名シーンもなし。
他にもありますが上げるとキリがありません。
三国志好きの皆さんはどう感じましたか?
つまらなかったです。
見る前は、誇張した演義をベースに恋愛要素プラス、って感じを想像していましたが、違いましたね…。
でもまあ、それはいいんです。正史によると赤壁は謎ばかりのようですし、三国志物を創作するならうってつけの題材です。
だからおもしろければそれでも良かったんです。ついでにリアリティーもあれば…。
これじゃ三国志を全く知らない(思い入れがない)状態で見たとしてもつまらない。
激戦状態の最前線に歩兵として赴き、呑気に弓を構える孫権。
…きっと、危険を顧みないその勇気に、一般兵も奮い立ったことでしょう。
脱走兵(しかも本当は密偵)を逃がした上大乱闘を起こす部隊長、処分の描写はなし。
…軍規は特にないようです。アットホームで働きやすい職場ですね!
マスクをしていない曹操が病舎に入るのを、止めない華ダ。
…お前など嫌いだ感染してしまえ、と。なるほど、後半華ダがいなくなることへの伏線ですね。
と、今書いていて気づきましたが、「華ダはいません!」ってアレ、三国志知らない人なら「なんで?」って思いますね。
予め曹操は頭痛持ちだと印象付けておく→頭痛起こしたところでカット、の方が映画としていいかも。
三国志を知っているから気づいていないだけで、知らなきゃ意味がよく分からないってシーン、ほかにもありそうですね…有名なエピソードを省いたわりに。
ついでに、演義とは違ってもいいというようなことを書きましたが、苦肉の計が却下されたシーンは何の冗談だ、と思いましたよ。
あんな大勢の兵の前で言い出しちゃ成り立たない計略でしょうに…。
そもそも苦肉の策の語源がこのエピソードなんだから(違っていたらすみません)、やらなかったらこの言葉生まれてないんじゃ…と。
だから却下したんですかね。「何言ってんだ?意味分かんないし却下しとこう」って。
とにかく突っ込みどころや不満点が満載で、書き切れません。全て書こうと思うと、既に充分長いこの回答が、更に何倍にもなります。
映画館に見に行かなくて本当に良かった。レンタルする前にテレビで1を放送してくれて本当に良かった。おかげで2もテレビ放送で済ませることが出来た。ありがとうテレビ局。
そんな映画でした。
そうそう役のおっさんがショボすぎて笑えますよね!
映画館で見てそのストーリーに愕然としましたが、TVで見て、すべてがオマージュと気付きました。
・連環の計を仕掛ける為に重要な人物である龐統が出てこない。また苦肉の策もない
・小喬が単身曹操の元に出向いていく部分。
⇒苦肉の策は、ショウキョウが代役したのです。ホウトウ・コウガイのオマージュ。
・赤壁での孔明の見せ場の1つでもある風向きを変える為の「祈祷」シーンが無かった所。
⇒これは、見ている人がついていけなくなるのでカット。パンフにも三国志のうそくさい部分はカットした、みたいな監督の話がのっていた。
・孫権が赤壁の戦いで自ら出陣し最前線で戦っていたけど君主がそんな事します?
・赤壁で曹操、劉備、孫権らが一同に顔を合わるなんてありえない。
⇒映画の演出ですので・・。
・大敗した曹操を待ち受け義理人情に厚い関羽の名シーンもなし。
⇒シュウユが助けたことが、そのオマージュ。この大役をするには、関羽はあまりに影が薄かった。残念!
明らかに三国志ファン向けじゃないです。
だからしょうがないです。
曹操が女性を人質に降伏を迫るシーンには愕然!?
これじゃあその辺りにいるチンケな犯罪者だよ!
(まあ、吉川英治氏の三国志でも曹操は一宿一飯の恩人一家を惨殺しているけどね。)
結局中国はどんな題材でもを作ってもカンフー映画しか作らないってことなのかな。
10億円もかけてこの程度のストーリー?
大掛かりだけども何だか安っぽかったですね…。心に残るものがありません(観ながら知恵袋をやっていました)。
つまらんですな。歴史物ではなくて、単なるファンタジー。
なんとか無双が好きな人だけ楽しめるかも。
ただ、中国って経済力をつけて、
豊かになったんだなぁという感じでした。
初めまして、こんにちは。
私は吉川英治さんの「三国志」を読んで三国志のファンになりました。
質問者さまの挙げられた「つまらない」ポイント、よく分かります!
私もTVの前でギャーギャー言いながら見ていました (´・ω・`)
龐統の不在と苦肉の策を実行しなかったのは痛いですよね~!
孔明の祈祷シーンも楽しみにしていたのに…もちろん関羽の恩返しも!
あと、個人的に中村獅童さん演じる呉の海賊あがりの武将が
甘寧ではなく甘興という名前でなおかつあっさり死んでいったのもショックでした。
ただ、この映画を見る人が必ずしも「三国志」を知っている訳ではない
(○○のファンだから見た!とか)と考えると仕方がない気がします。
趙雲が劉備の元にやってくるまでの経緯(公孫瓉配下からの件)を知らなければ、
趙雲と周瑜がお友達ということに疑問を持たないでしょうし、
関羽の人柄と曹操に恩義をかけられていたことを知らなければ、
あの名シーンを見ても「???」となってしまうことでしょう。
それに苦肉の策を実行していたら、
ラストシーンで趙雲が投げて周瑜が受け止める相手が
小喬ではなく黄蓋になっていたかもしれませんし (笑)
確かに「三国志」ファンとしては物足りないところがたくさんありましたが、
「レッドクリフ」という映画として見るとまぁ楽しめたかな~と思います。
映画は時間が限られてるし全部はできないと思いますよ!
ドラマのほうがいいですね!
僕もつまらないと思いました。あんな映画が結構な興行収入を挙げたのが不思議です。ごく普通のCGバリバリのアクション系ハリウッド映画を中国人キャストでやっただけ、としか見れません。三国志ファンが見るものじゃないですね。
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