「三国志」に関して質問です。
諸葛亮や周喩は琴や笛を嗜んでいましたが
そうした音芸に精通することも「軍師」としての必須だったのでしょうか?
司馬慰やカクではちょっと想像し難いですが・・・。
諸葛亮と琴といえば空城の計を連想します。
しかし、当時の琴は古琴と言われ
宮廷の高貴な人物しか演奏できなかったといいます。
また、笛も当時は何らかの儀式の時に吹いていました。
軍師自ら笛を吹いていたとは考えにくいですが
個人的に周瑜が笛を好み吹いていたか可能性もあります。
どちらとも後世の創作です。
ちなみに関羽の青龍偃月刀も創作です。
青龍偃月刀は薙刀ですが
薙刀は三国時代より約700年後の宋の時代以降の武器です。
三国志演義の中では結構、時代考証を無視しています。
軍師に限らず、一定階級以上の人間は文武だけでなく芸術方面の教養もある程度求められました。そのためでしょう。
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