三國志の質問ですが
孫策、周瑜、陸孫は中国歴史上の軍略家(戦上手)のなかではどれくらいの評価が与えられますか?
およその順位つけてくれたらわかりやすいです。
個人的には孫策が一番好きです。
父の遺志を継いで寡兵で旗揚げし、瞬く間江南を平定します。
周瑜との再会シーンは胸がジーンときました。
でも軍略家としての評価は贔屓目に見ても一流半止まりです。
相手が劉ヨウや厳白虎、王朗とかですし、
父譲りの猪突猛進も将や君主としては評価できません。
もう少し長生きして父の仇を討ち、その後曹操と対決すれば評価はぐっと上がります。
陸遜は侵攻してきた劉備指揮する蜀軍を完膚無きまでに叩いて撃退した
呉の名将であり丞相、
でも戦下手の劉備相手ですから、孫策と評価は変わりません。
最後に周瑜です、この3人のうちで最高位が周瑜になります。
理由は三国志最高の軍略家曹操を破った実績によります。
三国志では曹操を一番に推薦します、
春秋戦国時代から現代まで数多の名将中でもベスト50に入ると思います
次が周瑜、中国歴史上ではベスト100以内
孫策、陸遜は中国史に残る優れた人材ですが軍略家としてはベスト100圏外。
三国志の武将達の評価が全体に低すぎると感じるかもしれませんが
ズバ抜けた軍略家がいなかったために最後まで統一できなかったとも
考えられるからです。
個人的な意見ですが、戦に関して、もっとも重要な能力は三つあります。
戦略、戦術、策略の三つです。この三つの意味は異なる状況では多少変わりますが、ここは
戦略:誰と戦うべきか、どこを攻めべきか、軍糧や兵力をどう整えるか、兵力差をどう埋めるかなど。要は戦争する前に、どうやってより自分に有利な状況を作る能力。目の前の戦だけでなく、この先、先先を見据える、もっとも重要な能力です。
戦術:戦場上においての統率力、分析力、判断力、冷静さ、臨機応変など。実際軍を率いる将軍にとってはもっとも重要な能力です。
策略:戦を目前に相手をどうだます、おとしいれるかの能力。軍師や策士にとってもっとも重要な能力です。
を前提として進みます。
周瑜:
戦略10
戦術8
策略9
総合27
陸遜:
戦略8
戦術9
策略9
総合26
孫策
戦略6
戦術10
策略4
総合20
順位的では周瑜>陸遜>孫策ですが、必ず周瑜と陸遜が孫策より優秀とは言えないです、周瑜と陸遜は同じ司令タイプですが、孫策はどっちかと言えば将軍タイプです。医者さんと弁護士さんどっちが優秀ですかって聞かれたら答えられないと同じです、分野は違うんです。
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