明日は日食ですね。
三国志時代、
赤壁の戦いのころ日食があったというのは本当ですか?
とりあえず本当のようです。
わたしがよく調べ物に使っている台湾中央研究院の漢籍電子文獻で『後漢書』本紀卷九(孝獻帝紀)を読んでみると、
(建安十三年)冬十月癸未朔,日有食之. とあり、冬に日食があったことが書かれているようです。ちなみに、この前文が
是月,劉表卒,少子琮立,琮以荊州降操.(劉表が死んで、あとを継いだ琮が曹操に降伏した)で、直後の文章が
曹操以舟師伐孫權,權將周瑜敗之於烏林、赤壁.(曹操は水軍で孫権を討伐したが、孫権の部将周瑜に敗れた)
とあります。ちょうど赤壁の戦いのころですね。
余談ながら、以前ある本で「諸葛亮が日食を予言していた」という説(?)を読んだことがありますが、これはマユツバな感じがします。以上、雑談失礼しました。
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